「長時間使えばドアが開くのか」…中国有名観光地で女子トイレの「タイマー」が問題に

米CNN放送が報じたところによると、中国の有名観光地内の女子トイレに使用時間を示すタイマーが設置されていたことが明らかになり注目されている。

米CNN放送が報じたところによると、中国の有名観光地内の女子トイレに使用時間を示すタイマーが設置されていたことが明らかになり注目されている。

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元記事

中央日報
「「長時間使えばドアが開くのか」…中国有名観光地で女子トイレの「タイマー」が問題に」
2024.06.13

https://japanese.joins.com/JArticle/319819

本文抜粋

報道によると、ユネスコ世界文化遺産であり、中国3大石窟として有名な山西省大同市にある雲崗石窟の女子トイレが石窟より注目を集めている。

最近、中国の複数のメディアやソーシャルメディア(SNS)に共有された映像を見ると、石窟の女子トイレの各室には発光ダイオード(LED)がついたタイマー(秒時計)が設置されている。

該当欄が使用中でなければ緑色で「無人」と表示され、人が入ると赤色に変わり、いつ入ったかを分秒(00:00)単位で表示する。ここにタイマーが設置されたのは5月1日からだったという。

この映像は、ある女性観光客が観光地のチケット売り場周辺のトイレで撮影し、地元新聞に情報提供することで知られた。

中国有名観光地内の女子トイレの内部の様子

この観光地のある職員は現地メディアとのインタビューで「訪問客が増える状況に対処するためにタイマーを設置した」として「切符売り場周辺だけでなく、雲崗石窟観光地内部にも設置されている」と話した。ただし、この職員は「トイレを長時間使うからといって途中で追い出すわけではない」とし、「タイマーがあるからといって5分、10分単位など時間制限を設けることはない」と説明した。

他の関係者は「一部のお客様がトイレをあまりにも長く使うことを防止し、トイレの中で緊急状況が発生した場合に備える安全措置の側面もある」と話した。

関係者の釈明にもかかわらず、中国のネット上では論争が巻き起こった。ある観光客は「むやみに列に並んだりトイレのドアをノックしたりする必要がないという良い点もあるが、まるで監視されている気分で慌てた」という反応を示した。

一部のネットユーザーは「万が一の事故も防止し、携帯電話を見るなどトイレをあまりにも長く使うことを防ぐことができる」という肯定的な意見もあったが、「本当に必要な措置なのか疑問」「荒唐無稽な発想だ」「プライバシー侵害の素地があって不快だ」「トイレをもっと建てれば良いのになぜこのような措置をとるのか分からない」など否定的反応がさらに多かった。一部は「限られた使用時間が終われば自動的にドアが開くのではないか」と心配する場合もあったと中国メディアは伝えた。

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